2.あのAKBもダウンフレームからヒットを生んだ

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AKBの『恋するフォーチューンクッキー』を知らないひとはいないでしょう。

 

ダンス全盛のいま、誰もが真似できるやさしいダンスの振り付けは、結婚式の余興等さまざまなところで真似されてきました。

 

そこには、AKBのプロデューサーである秋元康さんのダウンフレーム戦略があったのです。

 

県知事まで登場した『恋するフォーチューンクッキー』の佐賀県庁バージョンが話題を集め、他の県でもそれを真似するところが続々と現れてきました。そして、さまざまなところで次々と『恋するフォーチュークッキー』の原曲をバックに、幸せそうに踊るひとの姿がYouTubeに次々とアップされ、それを見るひとの心を捕らえていきました。

 

当然のことながら原曲であるAKB自身のオリジナルの『恋するフォーチューンクッキー』も、CDが売れない時代といわれるなかで大ヒットを飛ばしたのです。

 

ところが、実はこの大ヒットは、ある世界的大ヒットのプロモーションをダウンフレームしたものだったのです。
まずこれをご覧ください。

 

 

 

韓国のPSYという男性ミュージシャンの『カンナムスタイル』という曲は、YouTubeにアップされ公開から2ヵ月で再生回数1億回を突破し、あのレディガガの視聴回数を凌駕し、世界一に躍り出たのです。「江南スタイル」という乗馬のスタイルを模したダンスと、軽快なポップが欧米をはじめ、世界の人々の心を掴み、さまざまなパロディが次々とYouTubeにアップされたのです。

 

 

世界的なメガヒットとなった『カンナムスタイル』。そのYouTubeプロモーションをダウンフレームしたのが『恋するフォーチューンクッキー』のYouTubeプロモーションだったのです。
ここで大切なことは、『カンナムスタイル』のメガヒットをダウンフレームできると確信したプロデューサー秋元康さんの発想力です。
単なるモノマネではなく、あくまでヒットの構造のそのフレームワークを応用したことが、成功の鍵だったのです。
僕らも、なにかヒットしたものを目にしたとき、そのヒットの秘密に隠された構造を見抜けないか、そんな視点も必要ではないでしょうか。

野崎 美夫
1958年、横浜生まれ。同志社大学文学部卒業。
広告企画制作・株式会社エヌワイアソシエイツ、総合広告代理店・株式会社インターストラテジー、ソーシャルメディア専門広告代理店・株式会社ソルト等の経営者であり、広告プロデューサー、ブランディングプロデューサー、コミュニケーションクリエイター、ディレクター、コピーライター、コーチ、セミナー講師、作家、詩人として幅広く活動。大手企業の広告キャンペーンを手がけ、多くの商品をヒットに導く。30年以上の広告人としてのキャリアの中で培った、商品の隠れた可能性を見つけ、付加価値を高める独自のブランディング手法を確立。そのブランディングノウハウを広く提供し、著名人の撮影やクライアントのパーソナルブランディングをプロデュース。プロフィール構築からポートレート撮影、目標達成や成功をサポート。クライアントは多岐にわたり、カリスマブランディングプロデューサーとしても定評を集める。マイケル・ボルダック認定コーチ。経済産業大臣登録中小企業診断士。

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