今回は
不世出のコピーライター、
秋山晶さんから
教えていただきます。
ご紹介する
キャッチコピーは、
「僕は誰にも似ていない。」
(秋山晶全仕事:広告批評の別冊)
なんと30年以上も前に
作られた、
キャッチコピーなんです。
キャッチコピー、
特に新製品のキャッチコピーで
いいたいことは
ただひとつ。
“新しい”、
ということです。
この
“新しい”と
いうことを
これほど見事に
表現した
キャッチコピーを
僕は
知りません。
おそれ多いとは
知りながらも
ダウンフレームさせて
いただくと、
「○○は誰にも似ていない。」
実は、
この「僕は誰に似ていない。」を
ダウンフレームしただろう
キャッチコピーを
これまで
いくつも見たことが
あります。
けれど、
どれももちろん
「僕は誰にも似ていない。」
を、
けっして
こえることは
できていませんでした。
それでも、
もしあなたが
素晴らしいダウンフレームが
できたとしたら、
ぜひ、
教えてくださいね。
この
キャッチコピーに
先立つ
「時代なんかパッと変わる。」
も
秋山晶さんの作品です。
「とにかく、「時代」は変わる」
ということをいいたかった。」
とおっしゃった秋山さん。
「“なんか”も“パッと”
これだけの時代のプレッシャーに反発する
変化へのものすごい希望なんですね。」
ともおっしゃいました。
あれから30年以上の
月日が流れ、
時代は変わったのでしょうか。
そして、
いまの時代も
変わらなければならない
そんな
時代なのかも
しれません。
あしたも
いっしょに
頑張りましょう。
僕らに
時代を変えることは
できないかも
しれませんが、
僕ら自身が
変わることは
きっとできる
はずですから。
1958年、横浜生まれ。同志社大学文学部卒業。
広告企画制作・株式会社エヌワイアソシエイツ、総合広告代理店・株式会社インターストラテジー、ソーシャルメディア専門広告代理店・株式会社ソルト等の経営者であり、広告プロデューサー、ブランディングプロデューサー、コミュニケーションクリエイター、ディレクター、コピーライター、コーチ、セミナー講師、作家、詩人として幅広く活動。大手企業の広告キャンペーンを手がけ、多くの商品をヒットに導く。30年以上の広告人としてのキャリアの中で培った、商品の隠れた可能性を見つけ、付加価値を高める独自のブランディング手法を確立。そのブランディングノウハウを広く提供し、著名人の撮影やクライアントのパーソナルブランディングをプロデュース。プロフィール構築からポートレート撮影、目標達成や成功をサポート。クライアントは多岐にわたり、カリスマブランディングプロデューサーとしても定評を集める。マイケル・ボルダック認定コーチ。経済産業大臣登録中小企業診断士。