あなたも
オグルビーという
名前だけは
聞いたことがあるかもしれません。
20世紀の広告界で、
最も影響力があったコピーライターの
うちのひとり。
広告の神様といわれる
ジョン・ケーブルスと
並び称される
伝説のコピーライターの
ひとりです。
そして、デイヴィッド・オグルビーの
代表作といえば
このキャッチコピーです。
「時速60マイルで走る
新型ロールスロイスのなかで
一番の騒音は、
電子時計の音だった。」
20世紀の広告の歴史のなかで、
たったひとつコピーを選べといわれたら
きっと選ばれる1行に違いありません。
そして、このコピーが
実は、ダウンフレームから生まれた
キャッチコピーであることも、
いまでは周知の事実とも
いわれています。
オグルビーが
このコピーを書いた数十年前、
こんなコピーがありました。
「新しいピアースアローの車のなか、
唯一聞こえるのは電子時計の音。」
これを指摘されたオグルビーは、
決して否定しなかったとも
いわれています。
だからといって、
広告の父といわれる
デイヴィッド・オグルビーの偉大さが
否定されるわけではありません。
僕がいいたいのは、
広告の父、
20世紀で最も偉大なる
コピーライターのひとりといわれる
ようなひとでさえ、
ダウンフレームを使って
コピーを書いていたという事実です。
広告の父も使っていた、
ダウンフレーム・コピーライティング。
僕らが使っていけないわけは
きっとないのです。
1958年、横浜生まれ。同志社大学文学部卒業。
広告企画制作・株式会社エヌワイアソシエイツ、総合広告代理店・株式会社インターストラテジー、ソーシャルメディア専門広告代理店・株式会社ソルト等の経営者であり、広告プロデューサー、ブランディングプロデューサー、コミュニケーションクリエイター、ディレクター、コピーライター、コーチ、セミナー講師、作家、詩人として幅広く活動。大手企業の広告キャンペーンを手がけ、多くの商品をヒットに導く。30年以上の広告人としてのキャリアの中で培った、商品の隠れた可能性を見つけ、付加価値を高める独自のブランディング手法を確立。そのブランディングノウハウを広く提供し、著名人の撮影やクライアントのパーソナルブランディングをプロデュース。プロフィール構築からポートレート撮影、目標達成や成功をサポート。クライアントは多岐にわたり、カリスマブランディングプロデューサーとしても定評を集める。マイケル・ボルダック認定コーチ。経済産業大臣登録中小企業診断士。