今回は
僕ではなく、
日本文学の巨匠のひとり、
川端康成さんを
先生にお迎えして、
偉大なる川端作品、
『雪国』を
ダウンフレームさせていただきます。
あなたも
この『雪国』の冒頭の
名文は、
もちろんご存じに違いありません。
「国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国であった。夜の底が白くなった。」
この名文を、
大胆不敵にも
ダウンフレームしてみました。
「〇〇〇の長い〇〇〇を抜けると〇〇〇であった。〇〇〇の底が〇〇〇になった。」
僕は、
舞台を『雪国』の舞台の
越後湯沢から、
ハワイのビーチに変え、
旅行雑誌の
1ページのコピーを
書いてみました。
「椰子の長いトンネルを抜けると、そこは真っ白い砂が広がるビーチだった。胸の底が真っ青になった。」
僕がダウンフレームさせていただいた
その文章を読んで、
誰が川端康成さんの『雪国』の冒頭を
ダウンフレームしたものと
気づくでしょうか。
それはともかく、
こうして
文章の書き出しを
トレーニングすることも、
僕にとっては
貴重な
文章修行のひとつなのです。
1958年、横浜生まれ。同志社大学文学部卒業。
広告企画制作・株式会社エヌワイアソシエイツ、総合広告代理店・株式会社インターストラテジー、ソーシャルメディア専門広告代理店・株式会社ソルト等の経営者であり、広告プロデューサー、ブランディングプロデューサー、コミュニケーションクリエイター、ディレクター、コピーライター、コーチ、セミナー講師、作家、詩人として幅広く活動。大手企業の広告キャンペーンを手がけ、多くの商品をヒットに導く。30年以上の広告人としてのキャリアの中で培った、商品の隠れた可能性を見つけ、付加価値を高める独自のブランディング手法を確立。そのブランディングノウハウを広く提供し、著名人の撮影やクライアントのパーソナルブランディングをプロデュース。プロフィール構築からポートレート撮影、目標達成や成功をサポート。クライアントは多岐にわたり、カリスマブランディングプロデューサーとしても定評を集める。マイケル・ボルダック認定コーチ。経済産業大臣登録中小企業診断士。