左ききの僕の
左手の中指には
大きな鉛筆だこがあります。
京都にある
同志社大学という
大学を卒業して、
東京六本木の
小さな
広告制作会社に就職した
僕は、
来る日も来る日も、
原稿用紙に
広告のコピーを書き写していました。
“リライト”といって、
新米コピーライターが
必ず辿る
コピーライティング修行の
ひとつです。
このリライトの
やり過ぎで、
僕は
指に鉛筆だこを
こさえて
しまったのです。
コピーが書けずに
途方に暮れていた僕は、
来る日も来る日も、
リライトを繰り返していました。
その30年以上前の僕が、
もしダウンフレームという
ノウハウを知っていたら、
僕の指には、
決して鉛筆だこが
できることは
なかったでしょう。
いまなら、
鉛筆も握らず
まさに、
片手仕事で
つぎつぎと
キャッチコピーを
書いているのですから。
僕がなかなか
コピーが書けるように
なれなかったのは、
僕に才能がなかったのが
もちろん
いちばんの原因ですが、
でも、いまなら
その30年前の僕に
「君がコピーが書けないのは、
決して君のせいではないから。」
と声をかけてあげることが
できます。
それは、
ダウンフレームという
誰もがキャッチコピーをつくれる
そんな画期的な
ノウハウを発見したからです。
1958年、横浜生まれ。同志社大学文学部卒業。
広告企画制作・株式会社エヌワイアソシエイツ、総合広告代理店・株式会社インターストラテジー、ソーシャルメディア専門広告代理店・株式会社ソルト等の経営者であり、広告プロデューサー、ブランディングプロデューサー、コミュニケーションクリエイター、ディレクター、コピーライター、コーチ、セミナー講師、作家、詩人として幅広く活動。大手企業の広告キャンペーンを手がけ、多くの商品をヒットに導く。30年以上の広告人としてのキャリアの中で培った、商品の隠れた可能性を見つけ、付加価値を高める独自のブランディング手法を確立。そのブランディングノウハウを広く提供し、著名人の撮影やクライアントのパーソナルブランディングをプロデュース。プロフィール構築からポートレート撮影、目標達成や成功をサポート。クライアントは多岐にわたり、カリスマブランディングプロデューサーとしても定評を集める。マイケル・ボルダック認定コーチ。経済産業大臣登録中小企業診断士。