『今日は死ぬのにもってこいの日』(ナンシー・ウッド著、金関寿夫訳)
アメリカの女流作家、ナンシー・ウッドが、
ネイティブアメリカンの人生観や死生観を綴った詩集の題名だが、
原題は『MANY WINTERS』。
これを『今日は死ぬのにもってこいの日』と訳すなんて脱帽だ。
こういうのを翻訳というのだろう。
ダウンフレーム・ファイルは「〇〇は〇〇するにはもってこいの日。」
僕は、「きょうはゴルフをするにはもってこいの日。」
など凡庸にダウンフレームしてみたが、
“もってこい”でないことを〇〇にいれなければコピーにはならない。
「結婚記念日は、離婚するにはもってこいの日。」
せめて、これくらいでないと心には刺さらないだろう。
しかし、『今日は死ぬのにもってこいの日』とは、よくいったものだ。
頭を垂れてダウンフレームさせていただこうではないか。
1958年、横浜生まれ。同志社大学文学部卒業。
広告企画制作・株式会社エヌワイアソシエイツ、総合広告代理店・株式会社インターストラテジー、ソーシャルメディア専門広告代理店・株式会社ソルト等の経営者であり、広告プロデューサー、ブランディングプロデューサー、コミュニケーションクリエイター、ディレクター、コピーライター、コーチ、セミナー講師、作家、詩人として幅広く活動。大手企業の広告キャンペーンを手がけ、多くの商品をヒットに導く。30年以上の広告人としてのキャリアの中で培った、商品の隠れた可能性を見つけ、付加価値を高める独自のブランディング手法を確立。そのブランディングノウハウを広く提供し、著名人の撮影やクライアントのパーソナルブランディングをプロデュース。プロフィール構築からポートレート撮影、目標達成や成功をサポート。クライアントは多岐にわたり、カリスマブランディングプロデューサーとしても定評を集める。マイケル・ボルダック認定コーチ。経済産業大臣登録中小企業診断士。