なんでもかんでもダウンフレーム

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『今日は死ぬのにもってこいの日』(ナンシー・ウッド著、金関寿夫訳)

 

アメリカの女流作家、ナンシー・ウッドが、

ネイティブアメリカンの人生観や死生観を綴った詩集の題名だが、

原題は『MANY WINTERS』

 

これを『今日は死ぬのにもってこいの日』と訳すなんて脱帽だ。

こういうのを翻訳というのだろう。

 

ダウンフレーム・ファイルは「〇〇は〇〇するにはもってこいの日。」

 

僕は、「きょうはゴルフをするにはもってこいの日。」

など凡庸にダウンフレームしてみたが、

“もってこい”でないことを〇〇にいれなければコピーにはならない。

 

「結婚記念日は、離婚するにはもってこいの日。」

 

せめて、これくらいでないと心には刺さらないだろう。

しかし、『今日は死ぬのにもってこいの日』とは、よくいったものだ。

頭を垂れてダウンフレームさせていただこうではないか。

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